意志が弱いからダイエットがなかなか続かないよ・・・。
自分の意志の弱さのせいでダイエットがなかなか続かずに挫折してしまった経験があると感じる人は多いでしょう。
ダイエットや減量、バルクアップ(増量)などもそうですが一朝一夕で結果は出ない。
過度な食事制限を続けられずに挫折したり、途中まではよかったけど一度ルールを破ってしまいモチベーションが下がって挫折したり。
そこで今回は、どう考えて取り組めばいいかわからない。そんな人にダイエットやボディメイクの再スタートを切れるようなアドバイスになる記事を書きました。
意志が弱くてもつづけられる仕組みを構築することが大事ですね!
まずはじめの章は、ダイエットの挫折を意志の弱い自分のせいにしてしまう人のために書きました。
意志が弱いのが挫折する原因じゃない
ダイエットにおいて続けることを「意志の力」などという不確定なものに頼ってはならないということです。
いやいやいや、痩せたい!って強い思いが大事なんじゃないか?!
たしかに大事です。
目的を成し遂げようとする心や考えが大事なのは言わずもがなですが、人の意志は浮き沈みが激しすぎです。体調やその時々の自分の生活環境や、仕事の状況などによってブレがち。
そして、始めたての頃や、誰かに話をしたときなどは意志の力ややる気がみなぎっていますが、何かの拍子に気分が落ちるとすぐに楽な道を選ぶのは当たり前なのです。
だから、自分の意志の力あの人より劣っているのだ、とか意志が弱い。などと落ち込むことはありません。もともとそのようにネガティブに考えるようにできてるものなのです。
自分の意志の力には期待せず、仕組みや環境の力を利用して継続しよう。
つづいてはダイエットが続かない理由について見ていきましょう。
ダイエットが続かない理由
ダイエットが続かない理由としてはメンタルの部分が大きいと思いますので次の3つを上げてみました。
ダイエットが続かない理由
・ストレスが大きすぎる
・真面目過ぎる
・仕組み作りができてない
ストレスが大きすぎる
過度な食事制限や負荷の高い運動の目標でがんばりすぎてストレスフルな状態になっている。
極端な例ですがダイエットをいざ始めようとしたときに炭水化物を食べるのをやめる、などですね。そもそも炭水化物を抜くのは誤っていますが、それぐらい急に食生活をガラッと変えるのはおススメできません。
運動についても同様の事が言えます。
いきなりランニングを毎日5㎞とか。運動を何もしていない状態からそれだけのことを始めると体への負荷が大きすぎると思いますし、毎回運動をするたびに気が重くなります。
いきなり腕立て伏せ50回とか毎日やるのNGってことね。
今の生活とのギャップを少なくしたいですね!
真面目過ぎる
ダイエットをサボることができない真面目さがあだになる。
覚悟をもってダイエットに取り組み一生懸命やっていたにもかかわらず、予定していたメニューをこなせかった。疲れて甘いものが食べたくなって、コンビニでスイーツを買ってしまった。
真面目な人はこんな時に出来なかった自分を「なぜできなかったのか?」と攻めてしまう傾向があると思います。
そうです!こういったときに自分の意志の弱さを痛感するんですよね・・・
ただし長く継続していくと、急な予定が入ったり、体調を崩してしまったり、気が乗らなかったりします。わたしも残業続きでトレーニングに打ち込めない時もあります。
真面目過ぎるタイプはこんな時に出来なかったことに注目してしまい、心がおられてダイエットを挫折してしまう。
仕組みづくりができてない
ダイエットは継続が最重要の理論。続けるための仕組みが無い状態。
続けるという一点においてはダイエットを辞めないための仕組みづくりをすることがいちばん大事です。
やみくもに決めたメニューをひたすらやり続ける、というのはおススメできません。たとえば「腕立て・腹筋・背筋×50回を毎日やる」とか、「ランニング5㎞を毎日」とか「朝ごはんは毎食炭水化物を抜く」など。
やるメニューや取り組む内容だけを決めて「さあ、やるぞ!」これでは挫折する可能性が高い、という事を言っているのです。
じゃあ一体どうやってダイエットを続けていけばいいんだよ?
それがこの記事でいちばんに伝えたい所。簡単な仕組み化のコツは次章でお伝えします!
ダイエットを続けるコツ
本記事のメインテーマであるダイエットを続けるコツをお伝えしていきたいと思います。今日から簡単に取り入れられるので、実践できることはすぐやりましょう。
ダイエットを続けるコツ
・小さな目標を立てる
・レコーディングする
・ストレスをためない
・チートデイはつくる
・体重計は毎日乗るな
・勉強も継続すること
小さな目標を立てる
上にも書いているように1日腕立て伏せ50回、毎日やる、などという明らかにきつい目標は立てるのはおススメできません。
ほんのわずかな意志の力で出来る目標を設定して、まずは継続することをひとつの中期目標として設定をして継続するのがいいでしょう。
具体的にはどんな目標を立てればいいんでしょうか?
たとえば、次のような内容ですね。もちろんどれか1つでも問題ありません。
・スクワット×5回
・腕立て伏せ×10回
・腹筋×5回
始めたての頃はこれだけハードルを低くしてもOKです。
「こんなんじゃ効果がえられないじゃないか!」と言われそうです。
ですが、それでいいのです。目標は続ける事。まずは3週間でも1か月でも期間を決めて、この小さな目標を”がんばらなくてもやれるようになるまで続けてください。”
日課になってしまい、とりあえずそれをやるというレベルにまで持っていければ、次のステップで負荷を増やしていけばいいのです。
なるほど。習慣になるまで続けて、そのあとに効果が出るようなメニューにすればいいんだね!
そして、この考え方は次の書籍小さな習慣を参考にしております。
小さな習慣を図解にしておりますので、こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。
レコーディングする
レコーディングとは記録のこと。
上の”小さな習慣”の中でもそのような話が出ておりますが、ダイエットをやった記録をつけましょう。
記録の仕方は自分のやりやすい、ハードルの低い方法なら何でもいいです。一例を上げてみます。
レコーディングの一例
・ノートに運動と食事の内容を記録
・体重を記録
・カレンダーの運動した日をチェック
特におススメのカレンダーチェックはわたしも過去に取り入れたことがあります。
レ点でも好きなマークや記号でもいいですので、何かをした記録をカレンダーにつけていきます。
記号の数が増えると達成感を味わうことが出来ます。
カレンダーチェックはもっと続けてカレンダーを記号で埋めていこうというモチベーションも出てきます。
ストレスをためない
ダイエットを続けていくうえでストレスをためないことは大事です。
とはいえ、少しのストレスも感じないようにダイエットをやることができるのか?というと、それはさすがに難しい。
じゃあどうやってストレスをためないようにするの?
たとえば次に書くチートデイもそうですけど、やりたいこと、食べたいもの、お酒などを我慢しすぎないようにしましょう。
ダイエットは長く続けていくものです。たまには友人や同僚と飲みにいくのもいいでしょう。
なんでもかんでも制限しすぎて嫌にならないようにうまくバランスとりながらダイエットと付き合っていきましょう。
チートデイはつくる
チートデイは必ず作りましょう。
たとえばわたしは一応毎週金曜日か、土曜日をチートデイのような日にしております。自分でコンビニスイーツを買って帰ることもあれば、妻にお願いをすることもありますし、妻が買って帰ってくることもあります。
チートデイでは普段の節制をより一層頑張るために好きなものを食べていいという日にしてしまうものです。息抜きになりますし、これがストレス発散にもなるでしょう。
このように好きなものを食べてもいい日という使われ方をすることもあれば、下のような意味で使われているのも見ます。。
どちらかと言うとこのチートデイの方が本筋のようですね。
体重計は毎日乗るな
体重計は毎日乗らなくてもいいでしょう。
ダイエットし始めの頃は特に体重が気になると思います。しかし、体内の水分量や前日に食べたものなどによっては体重はおおよそ0.5kg~1.5kg程度の間でブレます。それ以上ブレる事もあります。
ですので、毎日乗ると痩せた!太った!と一喜一憂することになります。本当は痩せてもないし、太ってもいないのに。
これは人によっては相当な心的負担を強いられるかもしれないのでおススメできません。
たとえば1週間に1度乗るとかならレコーディングの意味ではアリだと思います。ただ、週1回と決めると逆にその1回を忘れる事にもなりそうです。
とはいえ、体重の変化は記録したいのでそれが分かる程度で定期的に乗るのがいいかもしれないですね。
勉強も継続すること
ダイエットの知識や健康に関するノウハウなどは勉強しましょう。
運動や食事制限もやりながら、勉強もしないといけないなんて・・・
ダイエット始めたての知識がほぼ無い状態で継続するよりも、並行して色々な知識を学びそれを実践に取り入れていく方が成功率は高くなるでしょう。
朝食は食べたほうがいいのか、とか正しい筋トレのフォームとか、間食で食べてもいいおススメのお菓子は?など・・・。
あげればきりがありませんが、ボディメイク、ダイエット、健康、筋トレなどは奥が深いので勉強してもしきれることはありません。
「なぜこの食事制限のやり方なのか?」など、根拠の部分が明確に理解できると自分の行動がぶれにくくなります。
知識が付くと次にはリバウンドしにくくなると思います。
ダイエットの知識は資産として積みあがります。知識面のサポートも加えて、さらに太りにくい体をつくりダイエットを続けられるようにしましょう。
わたしも今は筋トレの知識をほぼyoutubeで仕入れています。
まとめ:ダイエットを続けるには意志に頼らないこと
いかがだったでしょうか。意志に頼らないようにやった方がいいという事が伝わりましたらうれしいです。
今回お伝えしたかったのは、意志に頼りただやみくもに根性で続けるダイエットは成功しない、ということ。
・仕組み化
・目標の細分化(小さな習慣)
・チートデイ
この辺りの事をしっかりと理解して、あなたのダイエットのもう1工夫を加えて意志に頼らず継続するダイエットを実践しましょう。
またTwitterでも毎日、筋トレやダイエット、健康に関する発信をしていますのでよければ覗きに来てください。@ryo_ietoreya
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