運動が嫌いで続けようとしてもなかなか継続できない。
こういった悩みを持った人は少なくないと思います。
”運動を続ける”という事ですら嫌いじゃない人でも挫折しがちになるにもかかわらず運動が嫌いな人からしたらより一層気持ちの面でハードルが高くなってしまいます。
継続が難しいことは、わたし自身10代、20代の時に何度もトレーニングの継続に失敗し挫折した経験で痛感しています。
今回はそんな運動嫌いで続かない人のために、少しでも運動を続けやすくするコツなどを徹底的に伝えていきます。
運動嫌いが運動が続かない理由
いやいや、嫌いだから続かないに決まってるじゃん・・・
もちろん運動嫌いの方に向けたメッセージになっていますので、嫌いだから続かないというのはあると思います。それを踏まえたうえで、続かない理由も抑えておきたいと思います。
運動嫌いが運動が続かない理由
・目的(ゴール)が無い
・楽しくない
・物理的な時間が無い
それでは一つずつチェックしていきましょう。
目的(ゴール)が無い
あなたがこのブログを読んでいる理由にもつながると思いますが、運動嫌いなのに運動を続けたいと考えているのはなぜでしょうか。
運動が嫌いだけど運動を続けたい、その想いの根本があなたの”運動する目的”です。次に一例をあげてみます。
・やせてカッコよくなりたい
・太ったので健康的になりたい
・将来のため運動習慣がほしい
上の考えに至ったのはなぜか?
さらにここから、もう1ステップだけ考えを深くすると見えてくるものが変わってきます。
・意中の異性を振り向かせたい
・家族との時間を守るため健康になりたい
・人生100年時代、長い老後を楽しみたい
ここまで深堀りできると、そもそも目的にマッチした手段や方法は運動で良かったかどうかが見えてきます。この目的によってどれだけ自分を動かせるか、が決まってきます。
逆に痩せたいなら運動じゃなく食事制限という手段もある
今一度、自分が運動を続けたい理由をふりかえってみましょう。本当に運動でなければならないかどうかも考えてみるといいですね。
楽しくない
運動嫌いな人へ運動をが楽しくないのが問題だというのは横暴じゃないか(泣
仮にランニングやウォーキング、筋トレなどを行う時に、その運動をすることが目的になっていると、楽しくない負のスパイラルに陥っていくかもしれません。何らかの目的は達成したい、そのために運動をしたいけどやっていても楽しくないのでなかなか続かない・・・。そういう人は多いと思います。
気持ちを作らないといけない点としては、目的はあくまで「痩せる」「カッコよくなる」とか運動をするその先の部分に置く事でしょう。
それから、楽しくないと感じてしまうのは、あなたが楽しめる運動にまだ出会えていないだけと言う可能性もあるかもしれません。
物理的な時間が無い
物理的に日常で運動をする時間を作る余裕がないし、気が重くて運動しようと思えない
そういう人もいるでしょう。家事、育児をやられていたり仕事でも残業が多かったりすると、平日も休日もまとまった時間を取りにくいですよね。
たしかに、家に帰ってクタクタでそこから筋トレをやろうという気持ちになれない時もありますので、わたしもトレーニングは朝方にやるようにしています。
運動やり始めの時はスキマ時間に行える程度の軽い運動で問題ありませんし、始めたての頃はいかにして継続するか?という点に重きを置いた方がいいです。
次章の運動を続けるコツの中でもその辺りの事をお伝えしていきます。
運動嫌いが運動をつづけるコツ
運動嫌いな人でも運動を続けていくためのコツについて書いていきます。これらは実際にわたしも効果を実感したことがあるものを書いてますので、使えると思います。
運動嫌いが運動をつづけるコツ
・目的(ゴール)を設定
・適切な目標を立てる
・楽しめる工夫をする
・運動ができる環境づくり
・運動のメリットを知る
目的(ゴール)を設定
目的(ゴール)を設定しましょう。目的とはなんなのか、次の質問をなんども問いかけて腹落ちするように考えておきましょう。
目的を明確化する質問
・そもそも何のためにやるのか?
・本当にやる必要があるか?
・そのやり方以外でもっといいやり方はないか?
上に書いたようなポイントで目的を設定できるといいと思います。
たとえば筋トレであれば見た目的にはクリスティアーノ・ロナウドのようになりたいとか。キックボクサーの武尊のようなからだになりたいとか。極端ですので、腹筋を割りたいでも良いと思います。
挫折しそうになったときに、立ち返ると、またやる気が出てくるのがしっかりと考えられた目的ですね。
適切な目標を立てる
具体的な目標を設計していきましょう。目標設定の考え方としてはSMARTというのがありますね。
目標達成のSMART
・Specific(具体的)
・Measurable(測定可能)
・Achievable(達成可能)
・Related(関心がある)
・Time-bound(期限)
筋トレやボディメイクがテーマであれば例えば、「7月末までに体脂肪率15%にする」とか「年末まで体重を5kg落とす」とかですね。
どうやって設定していけばいいんでしょうか?
そのために上に書いたSMARTがあります。
たとえば「7月末までに体脂肪率15%にする」を分解していきます。
・Specific :何をどうするかが具体的
・Measurable:体脂肪率なので計測可能
・Achievable:達成可能な目標なのでOK
・Related :ボディメイク目的なので関連あり
・Time-bound:7月末
このようにSMARTに当てはめて合致するように目標を設計していきましょう
目標と目的の関係性を今一度確認しておきます。
この「体脂肪率15%」という目標を達成すると、「体を引き締める」という目的を達成することができます。このように目標を達成していった先で本来の目的を成し遂げられるような関係が目標と目的の関係です。
楽しめる工夫をする
嫌いな運動をそのまま”ただやる”だけでは途中で挫折してしまう事が目に見えるようです。
どうやって楽しめばいいのさ・・・?
正直言って、どのような状態が楽しいのか?は人によって千差万別だと思いますので、これは自分の楽しめるポイントを模索していただくしかありません。
運動においてわたしが楽しめると思った実例をあげておきますので、あなたも運動をしながら実際に工夫を凝らしてみて、自分に合った楽しみ方を見つけてみてください。
ちなみに、わたしが見つけた楽しめるポイントは下記です。
運動を楽しめるポイント
❶目標を達成すると楽しい
❷運動技術が向上すると楽しい
❸友人と一緒にやる
❹お気に入りのスポーツウェアを着る
❺プロのアスリートを追いかける
わたしが今まで経験してきた運動は野球、剣道、スノーボード、筋トレ、ランニングです。
筋トレにおいてはとくに❶と❷を体感しながらたのしんで続けられております。たとえば、筋トレ始めたての頃はベンチプレスの挙げられる重量も軽く、フォームも下手くそ。うまく胸の筋肉を使えている感覚がないのです。
それを継続していくうちに、扱える重量は増え、フォームも習熟していきます。
ジムでの筋トレは特に重量を求める人がおおいですが、はっきりとして指標にもなりますのでおススメです。
無理やり続けるんじゃなくて楽しめる工夫をするのがポイントなんですね。
運動ができる環境づくり
職場の環境など、すべての自分を取り巻く環境を運動を継続できない言い訳にしないようにしたいですね。
多くの運動を継続できない人は「運動をする時間が無い」と考えているでしょう。たしかに、仕事や子育てなどが忙しくなってくると本当に物理的になにかを行う行動が無くなっていきます。
環境づくりは家族や会社に了解を得ないといけないので大変かもしれません。
平日運動する時間をつくるためにいつもより30分早く退社したり、休日もたとえば早起きをして家事などを早めに終わらせるとか、時間を捻出するための行動は探せばいくらでも出てきます。
運動のメリットを知る
嫌いな運動でも続けていく事でしか享受することが出来ないメリットがあることをしっかりと理解できれば考え方も変わるかもしれないです。
運動のメリット
・体力向上
・睡眠の質改善
・ストレス解消
・体型維持
・アンチエイジング
運動をすると寝つきが良くなり、深い睡眠をとれるようになります。
⽇中に最⼤酸素摂取の60%の強度の運動を1時間⾏うことで、質の良い睡眠がとれるようになり、より短時間で効率よく睡眠要求を満たせるようになる可能性がある、という研究を筑波大学が発表しています。
それから、有酸素運動は血行促進、脂肪燃焼効果、それから運動習慣は脳の活動にも良いとされております。記憶をつかさどる海馬の量が増えるという事も言われている。
アンチエイジングの面では運動をすると分泌される成長ホルモンの事がありますが、この成長ホルモンは体内の組織を修復したり成長させたりする効果があります。若さを維持するためには、加齢と共に減少する成長ホルモンを運動することで補っていく事が大切です。
運動を行うと健康にいいってことはそりゃなんとなくはわかっているって…けど続かないのよ。
運動不足が死因の上位を占めているというデーターもあるらしいですよ。
このグラフは厚生労働省が作成して公開しているものですが、死因の上から参番目に「運動不足」が入ってきている状況。
有働不足が死因となるような病気を引き起こす原因となっているとおもうと、やはり運動嫌いだとしても運動は続けられるといいですよね。
運動嫌いで続かない人へおススメの運動
お散歩です。
お散歩もしくは、ウォーキングですね。これは強度が軽いので継続しやすいですし、少し早歩きで行えばもちろんしっかりと有酸素運動にもなる。
・とにかく歩く
・ついでに歩く
・ながら歩く
日常生活に取り込みやすいのがおススメのポイントです。
ついでに歩く
会社員も専業主婦の方も時間が無いと思いますが、お散歩なら生活に取り入れやすいです。たとえば通勤を一駅前で降りて歩いたり。いつもとは違うルートで遠回して駅まで歩いていったり。
それから、お買い物の時も自転車でいく所を歩いて行ったり。保育園の送り迎えの時に子供と一緒に遠回りをするのもいいですね。
ながら歩き
耳学をしながらお散歩するのはおススメです。
amazonオーディブルは特にお勧めで、色々な本が音声で聞けるので歩きながら勉強をできます。
もちろん好きな音楽を聴きながらでもいいと思いますが、わたしはyoutubeの好きな番組を流しっぱなしにてウォーキングをしたりしていました。
とにかく歩く
日常の活動をとにかく歩きに変えていきます。
バスや自転車、電車など、歩きに変えられるところは全て歩きに変えます。また、エスカレーターやエレベーターも基本的には使わないようにします。
とくに仕事中に外出することがある人などはこのようにして運動の時間を設けやすいです。デスクワークの多い仕事をしている人も、オフィスから出る時には階段を使いましょう。
お散歩はバカにできないですよ。
だいたい体重60kgの人が30分ウォーキングをすると消費カロリーは100kcalです。
それだけ?と思うかもしれないですが、結局、ちりつもなんです。日常の活動を歩きに変えて、+空いた時間にお散歩することで、消費カロリーを増やせます。
まとめ:運動嫌いで続かないのはしょうがない
今回は運動嫌いで運動が続かない人への対策と言うテーマで書いてきました。いろいろと文中では書いてきましたが、最後に覚えていってほしい内容は次の3つです。
・目的と目標をもって
・自分にできる運動を
・楽しくやること
何事においても同じことが言えますが、楽しくやるという事がとても大事です。
ぜひ目的をもって楽しめる工夫をこらして、運動をつづけられるようにやっていきましょう。
またTwitterでも毎日、筋トレやダイエット、健康に関する発信をしていますのでよければ覗きに来てください。@ryo_ietoreya
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